今回は今年の9月に発売されたiPhoneの新作、iPhone14 Proをレビューしていきます。
XR→14Proの乗り換えだったので今回のレビューは古めの機種を使っている方向けになると思います。
目次
買い替えてよかったこと
- 電池持ちが段違い
- カメラ性能が驚異的
- 処理速度が大幅アップ
電池持ちが段違い
正直、これだけでも買い換える価値があったと感じています。
数世代前の機種をまだ使い続けている人は感動すると思います。
僕が以前使っていたXRは確実に1日バッテリーが持ちませんでしたが、14Proに乗り換えてからはモバイルバッテリーを持ち歩く必要がなくなりました。
YouTubeなどの動画視聴をガッツリ行っていてもバッテリーの消費が緩やかなので、電車で毎日動画を見てる身からするとありがたいです。
カメラの性能が驚異的
14Proが前作の13Proから最も大きく変わったところといえばカメラの画素数が2倍になったこと。
僕は13Proを持っていないので単純な比較はできませんが、14Proで撮った写真の画質は驚くべきものでした。
特にRAWで撮ったものは解像度や情報量が桁違いです。
安物の一眼レフ買うくらいだったらiPhoneでいいですね。
また、画質だけでなくレンズの画角も進化していました。
マックス15倍のズームまで撮ることができますが、アップでとっても画質が極端に落ちることなく綺麗な写真を撮ることができます。
流石に低倍率で撮ったものには及びませんが、それでもだいぶ綺麗です。
処理速度が大幅アップ
iPhone14ProはA16 Bionicチップを採用しています。
僕が以前使っていたXRがA14 Bionicチップですから、四世代も後のチップとなります。
当然ながら、これだけ期間が開けば処理速度の違いは目に見えてわかるものでした。
動画やウェブサイトの読み込みがサクサクと進み、ストレスを感じなくなったのはよかったです。
ただ、13Proなど最近の機種と比較とその性能は誤差程度なので使っていて違いを感じることはあまりないのかも知れません。
期待外れだったこと
今度は逆に期待外れだった点をまとめていこうと思います。
- Dynamic Islandが意外と使い物にならない
- 目新しさを感じる機能がない
- 重い
- Lightning
Dynamic Islandが意外と使い物にならない
正直結構がっかりでした。
Appleの発表会でも14Proの目玉機能として大々的に紹介していたのに、実際使ってみたらほとんどないようなものでした。
でかいパンチホールをあたかも無いように見せるデザイン性はおしゃれで良いと思いますが、実用性はありませんでした。
そもそも、僕は普段片手でスマホを操作しているのですが手のサイズ的にスマホ上部のパンチホールには手が届きません。
Dynamic Islandの機能を使うためにわざわざもう片方の手を伸ばすのは面倒なのです。
だったらスクロールして直接アプリアイコンをタップした方が良いと感じてしまいます。
ワンタップで画面を簡単に切り替えられることを期待していましたが、残念でした。
目新しさを感じる機能がない
前作の13Proと比較してもカメラ性能の向上とDynamic Islandが使えることぐらいしか、ハードウェア的なアップデートはありませんでした。
加えて、Dynamic Islandが期待外れに終わってしまったため、使っていてワクワクするような機能が特にありません。
ソフトウェア含め着実なマイナーアップデートではありますが、やっぱり買い換えるならハードウェアが刷新されるタイミングがいいですよね。
詳しくは後述しますが、15シリーズでは大幅なハードのアップデートが期待されています。
ノッチが廃止されたりするなど進化の鱗片が垣間見れますが、13までのモデルと15以降のモデルとの繋ぎ感が否めないのです。
重い
こんだけのスペックを詰め込んだら仕方ない感はありますが、四年前のモデルを使っていた身からするとかなりの重量を感じます。
現行モデルのAndroidと比較しても重いと感じるので、もう少し軽量化をしてほしいところです。
Lightning
USB-Cを期待されつつ14Proもお馴染みのLightning端子。
スマホしか使わない人にとってはさして不便ではないのかもしれませんが、PCなどを持ち歩くようになるとわざわざケーブルを2本持ち歩かなくてはいけないので煩わしいです。
また、データの転送スピードも遅いので動画などのアップロードに時間がかかってしまいます。
結論:15を待つべき
今回の僕なりの結論としては、14Proを買うのなら15シリーズを待った方がいいと思います。
その理由としては、
- 前作とスペックがほぼ変わらない。
- iPhoneシリーズは五世代ごとに大幅アップデートを繰り返している。
- 15シリーズはUSB-C端子になる可能性が高い。
の3つとなります。
前作とほぼスペックが変わらない
前述した通り、今回の14シリーズはマイナーアップデートで13シリーズと比べて特別大きな変更点はありません。
前作とほぼ一緒の機種を買うくらいなら、もう1世代待ってからの判断でいいように感じます。
iPhoneシリーズは五世代ごとに大幅アップデートを繰り返している。
Appleが今回もこの傾向通りに商品を出してくるかは確実ではありませんが、過去の傾向から見るに期待できそうです。
4年前のXシリーズではホームボタンが廃止される,顔認証システムが新しく搭載,デュアルカメラモデルの登場など従来のシリーズから大幅に模様替えされましたね。
あくまでも噂ですが、パンチホールがAndroid同様小さくなったり、画面内指紋認証が搭載される可能性があるとのことです。
こういった機能が搭載されれば、iPhoneの使いやすさはこれまでと比べて大幅にアップすることが期待できます。
15シリーズはUSB-C端子になる可能性が高い。
EUがType-C統一法案を可決したことで遅かれ早かれiPhoneがLightning端子を廃止せざるを得なくなりました。
厳密にいうと、移行期間が2年あり15シリーズまではLightning端子を継続できるのですが15シリーズでType-Cを採用するのではという声が高まっています。
こちらもあくまで予想の範囲を出ませんが、可能性は高い印象を受けました。
まとめ
今回はiPhone14 Proをレビューしました。
結論としては、進化を感じつつも次を待つべきということでした。
次回の15シリーズに期待大です!